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2015.03.08 (Sun)

246 沢木耕太郎

246

25.6 x 18.4 x 2.4 cmという雑誌のような大きさの単行本です。

積読本 買ったきりでまだ読んでいない本を、予定していた入院荷物に持っていきました。
思ったほどに暇な時間はなくて、時間があるとついついテレビを見てしまう。
なんとかこれだけは読んでしまいたい(普通は読みたくて買うはずなんだけど)
なんか義務のような気持ちで表紙を開けました。

このタイトル「246」に魅かれてました。
「246」と言えばストレートに国道246しかうかびません。

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世田谷の弦巻という町に住み、三軒茶屋に仕事場を持つ私は、都心に向かうのに常にこの246を使う。タクシーやバスはもちろんのこと、地下鉄に乗るときでさえ、246に沿って都心に向かっていくことになるのだ。
いまの私にとっては、この246が「うち」から「そと」の世界につづく唯一最大の道であるのだ。
ーー本文より
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私にとっての246といえば・・・
免許を取った時の路上教習のルートでもありました。
渋谷から24系統バスに乗ると三軒茶屋まで246を走り、世田谷通りへと分かれます。
なつかしい なつかしい響きの「246」

お嬢さんが2歳の頃の1年の1月から10月の読まれることを前提とした沢木さんの日記です。
今まで、あまり知ることのなかった沢木さんのプライベート、作品ができるまでの実務的なことなどがわかる興味深い日記(ある意味エッセイなのかなぁ?)です。

お嬢さんを寝かしつける時の創作のおはなし 
きらきらしたお嬢さんの言葉
私が過ごした世田谷の地名がたくさん出てくることも郷愁をそそりました。
今は帰る場所もなくなってしまっただけに本当になつかしい・・・
庭のように遊んだ砧公園、馬事公苑、長谷川美術館(サザエさん)、三軒茶屋の昭和な街並み
ああ 帰ってみたいな~~

ちょうど4年前、両親が亡くなって実家がなくなって、それでも息子たちが実家近くにアパートを借りていたのでその気になれば帰ることができました。
でも、4月になるとそれもなくなってとうとう私は東京に宿がなくなってしまいました。
いよいよ帰ることができなくなる・・・ 非常に寂しい そんな思いの中でこの本をなんとか読み終えました。
(うん、読書はなんとかするもんじゃないよね いかに普段読んでいないか・・・ 情けない)


01:03  |  沢木耕太郎  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

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